『彼女に言うぞ。』
『駅前の喫茶店で働いているんだよなぁ。』
『そういえば最近、髪を切ったとか。』
彼がやっているブログのサイトの伝言板を見て唖然とした。
洒落にならないくらい私の個人情報が書かれている。
彼と出会ったのはこのサイトがきっかけ。だけど最近は忙しくて放置していた。
それにしても、この書き込みをしている人達って誰?
みんな、私のことを知っているみたい。
彼には誰も友達を紹介してもらったことがないのに。
『あの伝言板、どうにかしてよ。
あなたのプロフィールを見れば居住地がわかるし、であい系じゃん。あそこまで書き込まれたら同じ市内の人に私の特定ができるじゃない。』
早く何とかしてもらおうと何度も電話したけれど、仕事中なのかつながらない。
なかなか気持ちが落ち着かなくて早く連絡がついて欲しいと祈るようにメールを送信した。
それから、しばらくしてやっと返事が届いたと思った
『わかるはずないって。』
それは、こちらが期待してた内容とはまったくかけはなれたもので、無責任な一言だけだった。
その後も何度もとにかく話をしたいとメールを送り続けたら、まさかの受信拒否。
確かにしつこかったかも知れないけれど……。
もしかして、これで私達の関係まで終了とか言わないわよね。
悲しすぎて逆援助始めちゃうかも。
何だか嫌な予感がする。